cinema stars アフリカ星空映画館 – 大人になったいまでも、星空の下で見た映画が忘れられない

「cinema stars アフリカ星空映画館」は、アフリカでの移動映画館プロジェクトです。

アフリカの村落部では、ほとんどの子どもが映画を観たことがありません。映画館がどんな場所なのかも知りません。

そんなアフリカの子どもたちに「はじめての映画体験」を届けます。

アフリカのウガンダ北部地域が内戦状態だったころ、子どもたちの避難シェルターでみんなで映画を見たのがはじまりです。小さなノートパソコンの画面を100人ほどでのぞきこんでの鑑賞でした。

その10年後、そこにいたある少年のひとりが大人になってこんな言葉をくれました。

「星空の下でみんなで観た映画が、大人になった今でも、忘れられない」

彼の輝くような笑顔に「映画の力」を痛感しました。

「cinema stars アフリカ星空映画館」はおもに3つのプロジェクトを実施しています。

日本のアニメーション作品など、アフリカの子どもたちの生き方の可能性が広がるような作品を上映。さらに日本・アフリカの子どもたちが制作した映像作品も同時上映します。

アフリカの小学校や村で、映像やアニメーション制作のワークショップを行います。子どもたちの創造性を育み、作品としてひとつの形にして上映会だけではなく、いろんな場所で発表しています。

cinema starsは、映像を通じて日本とアフリカの子どもたちをつなげます。ビデオレターや写真を交換したり、歌や演劇を披露しあったりまた共同制作をしています。先生同士の交流も行っています。